アルコール依存症について考えてみた。

お酒 ブログ

はじめてアルコール依存症について知ったのは30年ほど前に読んだ漫画でした。タイトルは忘れたのですが、西原理恵子さんのエッセイだったか漫画かどちらかでした。西原さんは最近では高須クリニックの医院長と交際されているらしくてメディアでもよくみかけますね。

映画化もされたので、知っている人も多いかもしれませんが、西原さんは戦場カメラマンの鴨志田 穣さんとご結婚されたのですが、いまでいう戦場でのPTSDトラウマが原因だと思われる鴨志田さんのアルコール依存症によって、一度は離婚されたそうです。そのあたりを描いた作品でした。

戦場での過酷な日常に、正常な日常生活が送れなくなった鴨志田さんがお酒に溺れていく様子が描かれており、お酒を飲まなければすごくいい人なのに、飲んだ途端に別人格のように人が変わってしまったり、本人も家族も必死に苦しむ姿に、子供ながらにお酒って怖いなと思ったのです。

そのほかにも子供ながらに父親が酔っ払っている姿などを見て、あまりお酒に良いイメージを持っていなかったのですが、歳を取るにつれてお酒を飲む機会が増え、いつの間にか一人でもお酒を飲むようになり、嬉しいことがあったときも悲しいことがあったときも、いつの間にかお酒を飲んでいる自分がいました。

有名人が飲酒運転で捕まり、アルコール依存症についてもう一度考えてみました。

本当は怖いお酒の話

海外では日本のように、公園などの公共の場でお酒を飲むことが禁止されているところも多く、気軽にアルコール度数の高いお酒は手に入らないような社会になりつつあるそうです。

日本では大手の酒造メーカーが政治家とガッチリつながっているので、お酒に対してかなりおおらかで寛容な社会だと思われます。お酒はめちゃくちゃ簡単に手に入りますし、公園やスーパーの休憩所でもお酒を飲んでいる人をよく見かけます。

日本人口のおよそ100人に1人はアルコール依存症を生涯経験すると言われています。アルコール依存症は、習慣的に飲酒をする方であればどなたでもなりえる身近な病気です。減酒.jp

テレビでもバンバンCMが流れていますが、以前に比べると規制が入って、ゴクゴクとかそういう音は禁止になったそうです。なぜか?アルコール依存症の方がCMを見たときに、飲みたくてたまらなくなるからだそうです。ゴクゴク音を立てながらビールを飲んでいるシーン、そういえは見なくなりました。

以前は適量であれば、お酒は健康に良いという説が有力でしたが、現在では、まったく飲まないほうが健康に良いという説が有力だそうです。

アルコール依存症とは習慣的な多量飲酒が原因でお酒により脳がハイジャックされた状態です。そのため、自分の意思ではお酒の飲み方をコントロールできなくなります。本人の意志の弱さやだらしなさが原因ではありません。アルコール依存症は、習慣的に多量飲酒をする人であれば誰でもなる可能性があります。

お酒を飲んで記憶をなくしたことがありませんか?もし1度でもあれば、脳はアルコールによって多大なダメージを受けています。そして、それが何度も起こるとなると、軽度のアルコール依存症と言われています。

徐々に進行し、精神的にも身体的にも依存状態になると、正常な社会生活を送ることが困難になります。アルコール依存症とうつ病についても、かなり結び付きが強いと言われています。うつ病がきっかけで自死につながることは社会的な損失にも繋がります。いまさらお店のブログを再開してみよう!

自分の意志ではコントロールできなくなるのが依存症の怖いところで、気がつくと一日中飲みっぱなしで体もボロボロ、周りからも疎まれて、孤立してしまいます。そうなる前に、お酒の量を減らす、お酒をやめる日を作る、それができなければ、心療内科でお医者さんに相談し、お酒との付き合い方を考え直さないといけませんね。

お休みの日にはうちのお店でもランチからビールがよく売れますが、みなさん1杯程度です。お昼から5杯、6杯と飲んでしまう人は、一度、これからのお酒との付き合い方を見つめ直してみると良いかもしれませんね。そうはいってもお昼からお酒が売れると嬉しくなりますが。子連れでもゆっくりできるお店

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